玉の縁〜読んでみた!氷川清話〜
男にはつらいよ今日の4コマ!
いったあああああああああああああいぅい〜〜〜〜‼︎
死ぬうううううううううぁぁぁぁ・・・!
なんてもんじゃないでしょう、特に勝海舟!
どうやら生死の境をさまよってた様子。
「玉が下りている。」と表現されております!
麻酔なしで縫っております‼︎っっうっひゃ!
そして、縫ったあとの七十日におよぶ父の看病、身を捧げる愛がすばらしいです!
というか鬼気迫るくらい!
一方の西郷隆盛
こちらは本には書かれてません。ウィキ調べ。
この人の場合、ジリジリと長期間続く感じ・・・。
感染症とかさ〜、寄生虫が・・・中に・・・・いやああああああああ‼︎
とまあ、偉大なる二人には玉患いの共通点があったようです。
痛いね〜。
この本読んだら二人のファンになっちゃうよ!
勝じっちゃん。目の前で語り聞かせてくれてます。
喋ってたのを誰かが聞いてメモったようです。
日本中、国内のことにしか目が向いていない中、世界を見ていた男、勝海舟。
まさに鳥の目で世の中を見ていたと言える考え方。
そして、勝先生によって語られる西郷隆盛像。
まるで敵同士でありながら味方。
共に日本の行く末のために決断を下す。その様は以心伝心!
この二人がいなければ日本の今はなかっただろうと思わせるすごいものがあります。
対立する立場なのに信頼関係すごいとかどういうこと⁉︎
この本で語られる名言の数々!
名言・格言ちょっと紹介
- 政治家の秘訣は、何もない。ただただ「誠心誠意」の四字ばかりだ。
- 天下の大勢を達観し、事局の大体を明察して、万事その機先を制するのが政治の本体だ。とかく小刀細工をしようとするから常に失敗するのだ。
- 心を明鏡止水のごとく磨き澄ましておきさえすれば、いついかなる事変が襲うてきても、それに処する方法は、自然と胸に浮かんでくる。いわゆる物来たりて順応するのだ。
- 物事をあまり大きく見るからいけない。物事を自分の思慮のうちにたたみこむ。
- 世間は生きている。理屈は死んでいる。
- 必ずしも古人にのっとらず。必ずしも書籍に正さず。
- ただ機会と着手と、この二つをさえ誤らなければ、なにものでも放任しておいてさしつかえはない。
- 世が文明になると、皆が神経過敏になって、ばかのまねなどはできなくなるから困る。
- あてにもならない後世の歴史が、狂といおうが、賊といおうが、そんなことはかまうものか。要するに処世の秘訣は「誠」の一字だ。
これは個人的なメモ
- 綽々(しゃくしゃく)たる余裕 「精神上の一大作用」「悟り」「無我の境」
- 海舟の論理 「私」をすてて「公」につくもの、「正義」を貫くもの
- 焦土戦術 つまり外交談判というものは、「気迫」である。
この本読んで
ということで「氷川清話」。
「鳥の目」に気づかせてくれるじーちゃんのおしゃべりでした。
尊敬したところでおわり〜